先日、つくば市保健所、地域包括支援課からの要請を受け、地域住民の方々向けに在宅医療に関する講演会を開催いたしました。
「自分と家族の明日を考える。治し、支える在宅医療」という演題で、茎崎、谷田部にお住まいの方を中心に、52名もの方々にご参加いただきました。
あいつくばクリニック、そして在宅医療を知っていただく良い機会となりました。

講演では、まず在宅医療とは何か、往診と訪問診療の違い、在宅医療の対象となる疾患、在宅医療で可能な処置など、基礎的なお話をいたしました。
さらに、当クリニックで実際に行った訪問の様子や処置を、進行肺癌の患者さんを例に挙げながらご紹介しました。
後半では、これからの在宅医療に求められているもの、自宅で最期を過ごしたい人をいかに在宅で看取るかなど、在宅医療の現状と未来についてお話ししました。
特に、医師以外の、看護師、介護士、歯科医師、薬剤師、理学療法士(リハビリテーション)、ケアマネジャー、社会福祉士、その他様々な職種が包括的に在宅患者さんを看ていく仕組みが不可欠であることを強調しました。
地域包括ケアシステムを構築していく大事な柱の一つとして、医療と介護の融合が大切であることもお伝えしました。
最後に、その人らしく人生を全うする方とのふれあいを大切にする医療の実践、そして「人生会議」を基本に、患者さんが望む医療を行なっていくことで患者さんに寄り添い、また、敢えて治療しないという選択も受け入れ、療養生活をおくることの重要性についてお話ししました。

今回の講演会が、参加された皆さんにとって、在宅医療について理解を深め、自分らしい生き方、そして家族の未来について考えるきっかけになれば幸いです。
これからも、地域医療に貢献できるよう、尽力してまいります。

わたしの生き方ノートは、こちらからダウンロードできます。
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